欲求心理学から遊技機演出を考察その2
- ななななー
- 2021年5月12日
- 読了時間: 2分

「マズローの欲求5段階説」と遊技機ユーザーの心理が考えてみます。
●第1段階:生理的欲求
生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求。三大欲求もここに含まれます。
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ここはちょっと要注意で、一歩間違えると依存症の領域にもなります。そのため、ここを満たすことは逆効果。
●第2段階:安全欲求
安心・安全な暮らしへの欲求
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液晶演出には関係はないのですが、ホール環境が影響するかもしれません。綺麗、広い、店員さまがしっかりしているホールっていいですよね。落ち着きます。安心して遊技できる感じが好きで、この欲求を満たしているかと。
液晶面では、遊技しやすさ&分かりやすさはとても大切。変わったスペックなどで複雑な説明が記載をしてあったり、客待ち画面で、いろんな注意書きがあると、ちょっと警戒してしまいます。安心安全に打てる感じって重要です。そのあたりは「海物語」シリーズは優れています。
●第3段階:社会的欲求
友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求。
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ギャンブルではあるので、ここを満たされることは難しいので、ここの欲求が強い方は、ネット、SNSの利用方法があります。このような欲求を満たす場所が昨今できたことは良いことかと思います。
●第4段階:承認欲求
他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求。
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ここも難しいのですが、地味ながらデータランプに最高出玉が記録されたり、遊技機の中では、液晶の中で最大出玉が記録される台もあります。ぱちんこAKBシリーズでは客待ち画面に表示されます。地味ながらこのような努力は、液晶側もホール側もサポートできるほうがメリットがあるかと。
●第5段階:自己実現欲求
自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求。
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自分が思い描く理想に近づきたいという欲求にて実現は難しい欲求。
強いて遊技機に当てはめるのであれば、常勝したい、設定判別したい、台を特性を把握したい。
という気持ちかもしれません。スマフォで台情報や解析サイトを見ている方多く、このようなサイトが欲求を満たす役割をもっており、この時代、大切なファクターと感じます。
以上が考察です。長々となりましたが、液晶企画に思い悩んだ際に、このような側面から企画を検討すると、また変わった切り口で発案できるかもしれません。お試しください。
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